既に備わっている、既に在る
ラジオ瞑想、TANDENメソッドのすばらしいなあと感じる点のひとつに、身体的な面で「体が本来持っている働き」を引き出していることです。
たとえば座って実践する際の骨盤の位置。筋肉で立てようとしなくても骨盤は床にトンと置くように座れば自然と骨盤が立つような形になっていること。
一時期、立腰や仙骨を立てるようにとか、反り腰を改善しなくては意気込んでいた私には目から鱗でした。
また、息を吐ききってしまえば吸う息は自然と入ってくるということも意外と普段の生活では見過ごされたり、意識していない方が多いように思います。
確かラジオ体操の最後の深呼吸はまず息を吸うのですよね。それがあるからかどうかはわかりませんが「深い呼吸が大切なんですよ」と言うと思いっきり息を吸い込む方が過去に何人かいらっしゃいました。
また、ストレスや緊張が強い人ほど呼吸が早く浅い印象です。
何かを足さなくても、既に私たちには備わっているはたらきがある。
信じられなくても、疑ってしまっても、体調や心の状態で感じとれない時であっても、それは既に存在している。
既に在るものに私たちはただ気づくだけ。
それがTANDENであり、TANDENメソッドなのだなあと。
先程、このブログを書きながら一瞬うたたねをしたのですが夢の中で遥子さんが私のだという折れ線グラフのボードを手に持っていました。
見ると、一昨年あたりが谷底で、昨年からV字回復の傾向にあり、その後緩やかな右肩上がりになっていました。
はてさてこれがTANDENメソッドによるものか、そもそもそのグラフが何を示しているかもわかりませんが(笑)、何だか面白い夢でした。日日是好日。
小出遥子さんのツイキャス
ラジオ瞑想は毎朝6時からです。